
皆様、こんにちは。ジャズサックスプレイヤー アート森でございます。
今回は、ファラオ・サンダースに触れようと思います。
ファラオ・サンダースがメジャーシーンで有名になったのは、後期コルトレーンカルテットに参加したあたりからではないでしょうか。
当時、なぜ、コルトレーンは同じ楽器奏者であるファラオ・サンダースを起用したのか?と、だいぶ、不思議がられたらしいですね。
後期コルトレーンカルテットに参加した人というイメージが強いわけですが、とにかく、激しいサウンドが特徴といえる方ですね。
AIに「なぜコルトレーンは同じテナーのファラオを起用したのか?」ときいてみたら、こんな答えが返ってきました。
『フリージャズの興隆に伴い、サックスの表現限界(フリーキー・トーンやマルチフォニックス)を拡張し、コルトレーンの精神的探求を補完するためだったのです』
テクニックも理論も極限まで究めてしまったコルトレーンが、最後に求めたのは「整った綺麗な正論」ではなく、ファラオが放つ「野生の衝動」「理屈抜きのエネルギー」だった。
その昔、スイングジャーナル、ジャズ批評に評論家がこんなことを書いていたなあと思い出しました。
こういう答が出て来るような人なので、音源を聴いてみると、それはもう、激しい人でありました。
ですが、時を経て、齢を重ねるにつれて、プレイヤーも人ですから、変わっていくものです。
1986年 フランクフルトでのジョン・ヒックス(John Hicks)とのデュオライブ盤でのAfter the morning を聴くと、これが本当に味わい深いものなのです。
今日のところはこんな感じで。
After the morning / Pharoah Sanders John Hicks (Duo Concert in Frankfurt 1986 Vol.1 収録)
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