
皆様、こんにちは。合同会社ヘキサゴンブリッジ 代表 CEO 新規事業おじさん® アート森でございます。
以下の記事が目に留まりました。
事業の“ゾンビ化”を防ぐ。NEC松田氏が語る、停滞プロジェクトを打破する多様な「出口戦略」 https://bizzine.jp/article/detail/13251
事業の“ゾンビ化”???
何やら、物騒なタイトルですが…
大企業の新規事業の現場を覗くと、実は実に多く見られる現象でもあります。
「成功しているわけでもない。かといって誰も息の根を止めることができず、予算と人身を消費しながらズルズル生き残り続けているプロジェクト」……まさに“ゾンビ事業”ですね。
これがゾンビか!!
思わず、のけぞりましたが、皆様はいかがでしょうか。
>「成功」か「撤退(=失敗)」かの二者択一ではなく、カーブアウトや他社とのアライアンス、事業譲渡など、多様な「出口(Exit)」の選択肢を持つことが重要
そりゃ、そうだけどさあ…と心底思う方もおられるのではないでしょうか。
「言われなくても頭では分かっているよ。頭ではね。でも、それが簡単にできたら誰も苦労はしないんだよな」という声が、現場から聞こえてきそう???
いえ。私自身の心の声そのものです(爆)
「これまで投じた時間や予算が無駄になる」 「撤退=負けを認めること」
暗黒の沼から手が伸びてきて引き込まれるような声…何度聞いたことだろうか。 現役サラリーマン時代…新規事業野郎だった頃を思い出しちゃったじゃないですか(汗)
で、ここで小休止。
まじめで優秀なサラリーマン君なAIは以下の文をだしてきました。
『そりゃ、そうですよね。進んで社内で「敗軍の将」になりたい人なんて一人もいませんから。』
敗軍の将???
そんな、かっこいいものじゃないよ!!と叫びたくなった、あなた。 本当に戦ってきた同志です(爆)
では、本題に戻りましょう。
現実の現場で起きているのは、「白か黒か(大成功か全撤退か)」という極端な二項対立に追い込まれ、誰も首を縦にも横にも振れなくなっているという硬直状態です。
そして、私が特に注目したのは記事の中の以下のポイントです。
>事業の成長フェーズや自社アセットとの親和性に応じて、カーブアウト(事業分離)や外部資本の導入、他社へのバトンタッチなど、早期から「複数の出口」を設計しておく
いかがでしょうか。 何か、ピンと来るものはありましたか。
新規事業の真のゴールは、「何が何でも自社の枠組みだけで抱え込んで成功させること」だけではありません。 泥臭くも生み出してきた価値やナレッジを、最も活きる形(他社との連携、事業譲渡、カーブアウトなど)で社会に還元することこそが本質です。
ただ、「やめる」「形を変える」という判断は、社内の当事者同士だとどうしても過去の経緯、情、政治的なしがらみが絡んで動きが鈍りがちです。
私自身、暗黒の沼で身をもじる思いをしてきたからこそ、その苦しみは痛いほどわかります。
で、よく言われること。
「だからこそ、社外の客観的な視点を交えて、しがらみ抜きで冷徹かつ前向きに『出口』を議論することが、事業のゾンビ化を防ぐもっとも有効な処方箋になります」
しがらみ抜きで冷徹かつ前向きに?
そりゃ、そうだけどさあ…と思ってしまう私は、以下のように考えます。
ただ「冷徹な外部の目」を入れれば解決するわけではなく、社外の客観的な視点を求める際こそ、実は大きな注意が必要なのではないかと。
正論を振りかざす冷徹さではなく、「当事者の泥臭い苦労や葛藤を、感性レベルで深く理解できる人」に話を聞いてもらい、議論に入ってもらうこと。それこそが真に必要なプロセスなのではないか。
そんなことを思いました。
「じゃあ、そんな人は一体どこにいるのか?」という話が出てくるのですが…
それについても、また追々考えていきたいですね。
今日のところは、こんな感じで。
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