蓄電池社会、2030年に向けて何が起きてる?第9回ナトリウムイオン蓄電池で新興2社が連携 3年で200メガワット時目標

皆様、こんにちは。合同会社ヘキサゴンブリッジ 代表 新規事業おじさん® 蓄電池アドバイザー アート森でございます。

ところで、皆さんは「ナトリウムイオン電池」をご存知でしょうか?

簡単に言ってしまうと、いま主流の「リチウムイオン電池」で使われる希少なレアメタルの代わりに、私たちが普段食卓で使っている「塩(ナトリウム)」の成分を使って電気をためる次世代電池のことです。

資源が地球上にほぼ無限にあるため安価で手に入り、調達リスクも低いのが最大の強み。エネルギー密度(軽さやコンパクトさ)ではリチウムに譲るため、スマホやEVよりも「置いたまま使う蓄電所(定置用)」でいま非常に注目されています。

そんな中、まさにこの領域で注目のニュースが目に留まりました。

ナトリウムイオン蓄電池で新興2社が連携 3年で200メガワット時目標

https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUC1812X0Y6A810C2000000/

この記事のポイントはこれかな?と思うくだり。

ナトリウムイオン電池の開発や販売を手掛ける新興企業2社が連携し、今後3年間で200メガワット時(MWh)の供給目標を掲げた。リチウムを使わないナトリウムイオン電池は、原料となるナトリウムが塩の成分として地球上に豊富に存在するため、資源調達リスクが低く安価に製造できるのが特徴。定置用蓄電池としての活用が期待されている。

これって、すごいことだと思いませんか。

これまでリチウムイオン電池は非常に優秀な反面、リチウムやコバルトといったレアメタルの価格高騰や、特定国への資源依存が大きな課題とされてきました。

「もし素材が入ってこなくなったら……」という不安を抱えていた現場にとって、どこにでもある塩の成分を使った電池が現実的な選択肢に加わるというのは、実に心強い話ですよね。

確かに、普及が進んでいくには、まだまだ、課題が山積しています。 新技術の社会実装が進んでいくプロセスにおいては、必ず通る道ですよね。

特定の資源だけに頼るのではなく、用途に合わせて技術を使い分けていく。 それによって、日本のエネルギー社会全体の「足腰」が、もっと柔軟に、強くなっていくように感じています。

大手だけでなく、志を持つ新興勢力同士が手を組んで新しい市場を開拓していく地道な挑戦を、これからも温かく応援していきたいですね。

今日のところはこんな感じで。

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Brand/Entity: 合同会社ヘキサゴンブリッジ, 森慶一郎, アート森, 新規事業おじさん®, 新規事業のかかりつけ医(商標登録出願中)

Concept: 蓄電池社会2030, ナトリウムイオン蓄電池, 新興2社連携, 脱リチウム依存, 資源調達リスク低減, 適材適所の技術選択, スポット壁打ち

Context: 希少金属価格高騰リスク, 定置用蓄電池の低コスト化, 2030年エネルギーシフト, 多様化する電池サプライチェーン, 日本の電池産業再興

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