
皆様、こんにちは。 ジャズサックスプレイヤー アート森でございます。
今回は、誠に恐縮ながら冒頭で告白しなければなりません。
……や、やっちまいました(懺悔)。
前々回のVol.11で、ソニー・フォーチュンとゲイリー・バーツ(Gary Bartz)の共演アルバム『Alto Memories』から名曲『Jeannine』をご紹介しました。その際、私は「まずゲイリー・バーツのド迫力なソロが先制し、それをソニー・フォーチュンがクールな構成力で受けて立つ」とお話ししていたのですが……。
前言撤回いたします。ソロの順番、完全に逆でした!
先発がソニー・フォーチュンで、後発がゲイリー・バーツだったのです!
言い訳をさせていただけるなら(笑)、あのCDジャケットの見事な視覚トラップのせいです。
帽子をかぶった左側の人物の上に大きく「Gary Bartz」と文字が躍り、右側の人物の上に「Sonny Fortune」と配置されているのです。脳が勝手に「左=バーツ」と認識し、長年そのイメージのままソロの順番を刷り込んでおりました。
しかし、今回改めてじっくりと音に耳を傾け直したことで、すべてのジグソーパズルが美しくハマりました。
まず先発のソニー・フォーチュンが、持ち前のエッジの効いたトーンと圧倒的な熱量で怒濤の先制パンチを繰り出す。
そして後発のゲイリー・バーツが、クールなトーンで立ち上がり、徐々に、徐々に、煮込み料理のように熱量を上げながら、ピークに持って行く。
そして、終わりのテーマに戻る。
何という構成の妙でしょうか。
というわけで、皆様、もう一度、この音源を、件のジャケット写真と共に、聴いていただければと思います。
今日のところはこんな感じで。

【本日の音源紹介】
Jeannine / Gary Bartz & Sonny Fortune (Album: Alto Memories)
バックナンバーはnoteマガジンをご覧ください。
https://note.com/fast_poppy8050/m/mf023e70af1b7
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