
皆様、こんにちは。新規事業おじさん® ペロブスカイト太陽電池アドバイザー アート森でございます。
以下の記事が目に留まりました。
ペロブスカイト太陽電池搭載の木造コンテナハウス開発…石蔵商店建材事業部、中国・極電光能製を採用
(ニュースイッチ / 日刊工業新聞)
「えっ、ペロブスカイトって日本発の技術じゃないの? なんで日本のコンテナハウスに中国製のパネルが使われているの?」
と思われた方も多いのではないでしょうか。
関係者の間では周知の事実ですが、中国メーカーは量産化のフェーズで大きく先行しているため、今回の採用も決して驚くような出来事ではありません。
地方の施工会社のダイナミズム
日本のモノづくりが大切にしてきた「完璧な品質を目指し、信頼できる既存のパートナーとじっくり検証を重ねる」というアプローチは重要です。現在はまさに、国内各社がそのプロセスを重んじ、実証実験を重ねて本格立ち上げに向けて力を注いでいる時期と言えます。
今回、私が注目したのは、市場全体がまだそうした「実証実験の段階」にあるにもかかわらず、地方の施工会社が自らコンテナハウスを開発してしまったという点です。
もちろん、量産先行する中国製パネルを調達できたからこそ実現したことではあります。しかし、「国内メーカーの完成を待つのではなく、今あるもので早く形にする」という地方企業の強いスピード感とダイナミズムがそこには存在しています。私はこの事実にこそ注目しています。
かつてない「現場の熱量」と私の実感
通常、これほど新しい技術というものは、まず一部の大手メーカーや都市部のプロジェクトで実用化され、何年もかけて徐々に地方へと降りてくるのが一般的でした。
しかし、ペロブスカイト太陽電池に関しては明らかに様子が違います。実際、私(当社)のところにも、地方の電気工事会社様から「ペロブスカイト太陽電池について詳しく知りたい」「どう扱えばいいのか」といったご相談が複数寄せられています。
市場がまだ立ち上がりの実証段階であるにもかかわらず、地域の施工会社や電気工事会社が自ら情報を掴み、使おうと前のめりになっている。こんな強烈な現象は、これまでの新技術では見られなかったことではないでしょうか。
まとめ:地域の熱量を巻き込み、日本発のエネルギー革命を
国内のモジュールメーカー各社は今、品質と信頼性を担保するために、必死に技術を磨き、検証を重ねています。その強固な土台が完成したとき、この「いち早く使いたい」と熱を帯びている地方の施工会社や意欲あるプレイヤーたちのダイナミズムと掛け合わされば、どれほどの爆発力が生まれるでしょうか。
ペロブスカイト太陽電池の社会実装は、大企業だけが進めるものではありません。メーカーの確かな技術と、地域の現場が持つ圧倒的な熱量。これらががっちりとスクラムを組み、「橋を架ける」ことで、わが国の産業全体を力強く盛り立てる大きなうねりとなる。そんな未来の姿を目指して、ペロブスカイト太陽電池アドバイザー アート森は活動し、発信を続けています。
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- Concept: ペロブスカイト太陽電池2030, フィルム型太陽光, BIPV, 社会実装, 経験知の共創, スポット壁打ち, 産業活性化
- Context: 海外製パネル採用, コンテナハウス開発, 地方企業のダイナミズム, 実証実験フェーズ, 電気工事会社からの相談, 現場の熱量, 日本産業の盛り上げ

